【日本における税の歴史】鎌倉時代 ∥ 室町時代

《経済の発展と座役》

一郎

鎌倉時代は、守護や地頭、荘園領主などの保護の下で、経済が発展した時代なんだ。人々が集まる場所には……

春子

それ学校で習った! エート、人々が集まる場所には市場が生まれ、それから、同業者が集まって『座』ができるんでしょう?

一郎

そうそう。その座だけど、生産や販売を独占する代りに『座役』という税を、製品や貨幣で荘園領主に納めたんだ

《新税の誕生》

室町時代は農民からの年貢のほか、商工業の発展とも関連して新しい税の誕生が見られます。
場面は、一郎君と春子さんにそっくりの商人とその妹の家。家に帰った商人が、妹の前でお金を取り出します。

春子

これが今日の売上げ?

一郎

お金、お金。これさえあればなんでも手に入る時代になったなァ

そこに当時の役人が訪れます。

役人

この家には、棟別銭という税がかかるようになったのだ

春子

エーッ、じゃ隣の質屋さんは、お金を貸しているけど棟別銭だけ?

役人

土倉役がかかるのだ

一郎

なら向かいの酒屋さんもお金を貸してるけど…

役人

あれは酒屋役じゃな

  • 棟別銭……家屋の棟数別に課税された税金。
  • 土倉役・酒屋役……当時、最大の商人であり、高利貸を行っていた質屋(土倉)と酒屋の営業に課税された税金

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