税金には、たくさんの種類があります。 国民みんなが納める税金であれば、一種類でもかまわないように思われますが、どうしてこんなにたくさんの種類の税金があるのでしょうか。 それは、もし国民の一人ひとりが同じ額の税金を負担するのであれば、税金は一種類でよいわけですが、税金の負担能力や、いろいろな公共サービスを受ける利益などには個人差があります。 そこで、税金の仕組みにもこうした事情を反映させ、きめの細かい制度が設けられています。
国に納める税金を「国税」といい、道府県や市町村に納める税金を「地方税」といいます。 地方税は、道府県に納める「道府県税」と市町村に納める「市町村税」に分けられます。
(注)東京都は、原則として道府県税、特別区は市町村税に相当する税を課しています。
所得税や法人税などのように、税金を納める義務のある人と、その税金を実質的に負担する人が同じ人である税金を「直接税 」といいます。 これに対し、消費税は、品物を買った人が税金を負担しますが、その税金は品物を売った商店などが、国に納めます。このように税金を負担する人と納める人が違うものを「間接税」といいます。
納める税金の使いみちが決まっているものを「目的税(道府県・市町村)」といい、特に使いみちのきまっていないものを「普通税(道府県・市町村)」といいます。 たとえば、都市計画税は都市計画事業などに使われる目的税です。
税金の分類|税金の種類(国・道府県・市町村)
【税金のいろいろ】国に納める税金
【税金とはどんなところに使われているの?】税金の使いみち
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2024/3/28
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